M13を見てみよう



 M13とは、ヘルクレス座にある球状星団で、北天1の大型球状星団です。私は裸眼で確認したことがありますが、かなり

 暗い空でないと難しいと思います。双眼鏡なら星雲状のボールのように見えます。

 望遠鏡なら小さい星の集団であるのが分かり始めますが、望遠鏡の性能によります。

 双眼鏡や望遠鏡で、是非一度観測してみてください。

 それでは、ヘルクレス座のどの場所にM13があるかを見てみましょう。

 


 星座早見版などでヘルクレス座を探します。ヘルクレス座

 には目立つ星がないので、私はうしかい座の1等星アルク

 トゥルスとこと座のベガを結び、1/3づつにかんむり座、ヘル

 クレス座とありますので、ヘルクレス座の腰の部分の台形

 を探します。
 ヘルクレス座の台形が見つかれば、右上の星を望遠鏡で

 視野に入れます。この星とM13は赤緯が大体同じなので

 赤緯軸を南に動かすと視野に入ってきます。
 M13には両側に9〜10等級の2つの星があり、目印になります

 ので、M13との並びを探して見ましょう。と言ってもM13の方が

 明るいのですが、ぼんやりした星雲状なので、明るい空では星

 の方が見つけやすいです。


 ヘルクレス座のM13の説明はこちら



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