天王星(Uranus) 第7番惑星

  天王星は太陽系の惑星で3番目の大きさです。大気の成分は主に水素(83%)ヘリウム(15%)メタン(2%)

 で大気にメタンが含まれている為に青っぽく見えます。中心部には岩石などの核がありこの様な惑星を天王星型惑星

 と呼ぶ。

 天王星の大きな特徴としては自転軸が公転面に対してほぼ真横を向いており、いわば極地方から太陽がよく見える

 という事です。なぜ横向きなのかはよく分かっていませんが、大昔に巨大な天体が衝突して横になったというのが

 有力視されています。

 天王星は1690年に恒星としての観測記録はありましたが、惑星として確認されたのは1世紀も後の事です。

 1781年にハーシェルが新彗星を発見したと発表した天体が、以後の観測で新惑星(天王星)となりました。

 天王星にも環があり1977年に恒星の掩蔽(「えんぺい」と読み恒星の前を天体が通り過ぎる現象)によって発見

 されました。しかし1789年にハーシェルの観測記録には環を発見との記録があるのですが当時は誰も信じず、ま

 たその時代の望遠鏡の性能では見えなかったとして論議をよんでいます。

 ウラヌスとはギリシャ神話ではゼウスの祖父で「天空の神」とされ、妻は「大地の神ガイア」といわれていますが

 ガイアはウラヌスの母でもある。


 

 撮影日:2012年10月16日
         hms 

 望遠鏡:セレストロンC-14EXPT

 カメラ:イメージングソースDMK21AU618.AS

 フィルター:バーダー IRカット

 露出:L:?×?フレーム

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第二観測所



 天王星  軌道平均半径  公転周期  最大視直径  赤道直径
 Uranus  28億7099万km  84年81.2日  4.2″  5万1118km
 体積 1=地球  質量 1=地球  衛星の数  自転周期  平均密度
 63.09  14.536  27  17時間14分  1.32g/cm3



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