百武第2彗星(百武彗星)(C/1996 B2)

 
  1996年3月、地球に大接近した彗星です。この彗星は、日本人の百武氏が大型双眼鏡で発見し、発見当初の

 軌道計算では地球に衝突するとされ、報道規制までされた彗星です。詳細な計測で僅かに軌道がずれていること

 が分かり、地球との衝突は免れました。地球に大接近したため、小型の彗星でしたが明るさが1等星より2倍以

 上明るく輝き、尾は100度近くまで観測されました。核が北極星付近にある時点では、尾はおとめ座付近にまで

 達し、夜空を二分するように尾が伸びていました。2枚目の写真は広角レンズによって撮影した百武彗星で、上

 部に北斗七星が写っています。下の方に動いていない明るい星は、北極星です。

 百武第1彗星を1995年12月26日に発見して、その彗星を継続観測している時にすぐ近くにもう1つの新彗星を

 1996年1月31日に発見した。それが百武第2彗星であるが有名なため百武彗星としている。

 次回の地球接近は、約7万2000年後とされています。

 地球接近距離 1500万Km(光で50秒)

 


 撮影日:1996年3月23日
         01h22m00s 

 望遠鏡:高橋ε-250C

 カメラ:マミヤ6×7

 フィルム:コニカGX-3200

 露出:6分

 撮影地:奈良県大塔村

 朝日新聞1996年4月16日採用
 全写蓮西日本月間3席
 大阪府年間2席
 撮影日:1996年3月23日
         hm00s 

 望遠鏡:高橋ε-250C

 カメラ:マミヤ6×7

 フィルム:コニカGX-3200

 露出:分

 撮影地:奈良県大塔村

 東亜天文学会テレフォンカード
 に採用
 撮影日:1996年3月23日
         hms 

 レンズ:ニコン 28mmF1.4

 カメラ:ニコンF3

 フィルム:

 露出:分

 撮影地:奈良県大塔村



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