ヘイル・ポップ彗星(C/1995 O1)

   人類史上最大級の大彗星。しかし地球からの接近距離が遠く、その勇姿を真近に見ることが出来なかったのが

 残念です。核の大きさは50kmと観測され観測史上最大級の彗星で、明るさも地球との接近距離が約2億kmと

 遠方にもかかわらず、−1等星と桁外れな明るさでした。もし百武彗星と同じ軌道で地球に接近していたならば、

 満月よりも明るくなっていたといわれています。

 写真では核から右上方向に出ている青い尾がイオンテイルで、右下方向に出ている赤い尾がダストテイルです。

 イオンテイルは太陽に対して反対側に出て、ダストテイルは進行方向に対して反対側に出ます。また、この彗星

 によって数多くの発見がありました。

 カルト教団の集団自殺や、迷信・宇宙船襲来など様々な話題でも世界が揺れました。

 次回の地球接近は4531年後とされています。


 

年月日
   時分秒撮影

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撮影地:和歌山県龍神



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