おうし座レムナント(Sh2-240)(超新星残骸)



 撮影日:2013年11月16日 23h41m47s 

 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm)

 カメラ:SBIG STL-11000M C1

 フィルター:ASTRODON I-Series Hα

 露出:Hα:20分×5枚

 総露出:100分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所



 おうし座 /超新星残骸 光度16等 視直径=200′×180′ 距離 3,000光年 

  赤経05h39m6s 赤緯+28°0′0″ 

 
  この天体はおうし座とぎょしゃ座の境界付近、おうし座の角の間辺りにある満月6個分もの大きさの超新星の残骸で、

 約20万年前に超新星爆発した恒星のなごりです。

 糸のようなフィラメント構造が美しい天体ですが非常に淡く、撮影は基本的にHαフィルターを使用します。

 Hαとは、この星雲が多く出す水素輝線のことで、Hαのみを透過する干渉フィルターを使用して長時間露出にて画像化

 します。

 この写真は、レムナントの1部しか写っていません。次回はカラー写真にチャレンジしてみたいです。
 



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