ケンタウルス座 Centaurus  見やすい季節 夏



 撮影日:2013年03月12日 03h14m53s 

 赤道義:ビクセンGPD

 カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800)

 レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8)

 フィルター:なし

 露出:5分×1枚
 総露出:5分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所
 ケンタウルス座の星座絵

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。
 ケンタウルス座の星座境界線+明るい星雲星団

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
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 NGC5139(オメガ星団)

 撮影日:年月日
         hms 

 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm)

 カメラ:ニコンF4S

 フィルター:

 露出:

 撮影地:

  ケンタウルス座の見つけ方

  ケンタウルス座は

 ぜひのよく晴れた夜に探してみてください。


  ケンタウルス座の神話(諸説あり)

  ケンタウルス座は、ケンタウルス族という上半身が人で、下半身が馬という神話に登場する生き物です。いて座もケンタウルス族の賢者ケイロンの

 姿だとされています。

 ケンタウルスの神話では、テッサリアの王イクシオンは、オイカリアの王デイオネウスの娘ディーアとの結婚式の途中で、義父のデイオネウスを焚火の

 中に落として殺してしまいました。このことで、イクシオンには近づく人はいなくなりました。

 イクシオンを哀れに思った大神ゼウスは、彼の罪を浄めてあげました。しかし、ゼウスの妻ヘーラに恋をしてしまい、ヘーラの愛情は私に向けられてい

 ると、周りに言いふらしていました。怒ったゼウスとヘーラは、ある企みでイクシオンを宴に招待しました。イクシオンは、ゼウスが前もって雲で創っ

 たヘーラの幻像ペレネだと知らずに口説き、交わっているところをゼウスに見つかってしまいます。

 そして、イクシオンはヘルメスに鞭で打たれ、冥府の下にある底なしの大穴タルタロスに送られ、業火で焼き続けられていると言う。

 そして、雲ネペレから生まれた子供は、上半身が人で下半身が馬の姿をしていました。これがケンタウルス族の始まりだと言われています。

 ケンタウルス族は、テッサリアのペニオン山の洞窟に住み、野蛮な性格で暴れていたので、人々に恐れられていました。出自の違いによるケンタウルス

 族に、賢者ケイロンなど人々や神々と友好的に交流もしてた者もいました。

 ある時、勇者ヘラクレスが12の功業の1つ、エリュマントスの大猪を退治しに行く途中に、ケンタウロス族のポロスから歓迎を受け、焼肉をご馳走され

 た。機嫌よくなったヘラクレスは、ポロスが酒の神ディオニスから授かった美酒を強引に開けさせ、勝手に飲んだために他のケンタウルス達が怒り、ヘ

 ラクレスを武装して襲った。ヘラクレスは焚木を投げつけ応戦しつつ、ヒュドラの毒の付いた弓矢で追い返した。さらにヘラクレスはマレアーまで追い

 かけ、ケイロンの後ろに隠れているケンタウルス族に矢を放ちました。すると、身内のエラトスの腕を貫通して、ケイロンの膝に刺さってしまいました。

 不死であったケイロンは不治の毒矢が刺さったので、ケイロンから受け取った薬を塗ったが治らず、激痛の苦しみに耐え切れず、プロメテウスに不死を

 譲り息絶えた。

 ヘラクレスは、他のケンタウルス達が散じりに逃げたのを追いかけたのですが、母ペレネが大雨を降らして無事逃げ切りました。

 残されたポロスは毒矢を手に取り、眺めている時に落としてしまい、自分の足に刺さり死んでしまいます。戻ったヘラクレスはポロスが死んでいるのに

 驚き、手厚く弔いました。そして、ポロスは天上でケンタウルス座として、星座になったと言われています。
 



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