からす座(烏座) Corvus  見やすい季節 春



 撮影日:2013年03月12日 22h11m44s 

 赤道義:ビクセンGPD

 カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800)

 レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8)

 フィルター:なし

 露出:5分×2枚
 総露出:10分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所
 からす座の星座絵

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。
 からす座の星座境界線+明るい星雲星団

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
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   NGC4038・NGC4039(アンテナ銀河)

 撮影日:2013年05月07日 20h24m32s 

 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm)

 カメラ:SBIG STL-11000M C1

 フィルター:ASTRODON I-Series LRGBHα

 露出:L:5分×6枚 R:5分×2枚 G:5分×2枚 B:5分×2枚
 総露出:60分

 撮影地:奈良県五條市大塔町龍神天体観測所第1観測所

  からす座の見つけ方

  からす座は、台形のような星の並びで、おとめ座のスピカの南側にあります。春の大曲線の先にあります。

 ぜひのよく晴れた春の夜に探してみてください。


  からす座の神話(諸説あり)

  からす座はアポロンの使いでした。アポロンはテッサリアの王女であるコロニスに恋をして、結婚します。アポロンは天界、コロニスは地上で暮らして

 いたので、妻のコロニスに伝令役として、人間の言葉をしゃべる真っ白なからすを授けました。からすは毎日定時にアポロンにコロニスの様子を報告して

 いました。ある時、からすは少しさぼっていました。定時になったので、あわててコロニスの様子を見に行くと、コロニスが見知らぬ男と話をしていまし

 た。定時に遅れるとアポロンに怒られるため、よく確認もしないでアポロンにコロニスが浮気をしていると報告してしまいます。

 激怒したアポロンは遠矢の神でもあるので、その矢で浮気相手らしき影に向かって弓を射ました。しかし、胸を射抜かれたのは最愛の妻コロニスでした。

 コロニスは息を引取る間際、アポロンにお腹の子供だけは助けて欲しいとお願いして死んでしまいました。愕然としたアポロンは、お腹から取り上げた

 息子にアスクレピオスと名付けました。

 怒ったアポロンは、真っ白な羽を真っ黒にして、人間の言葉もしゃべれないようにしました。そして罰を与えるために天空に釘で打ちつけ、黒い身体の

 ために釘だけが光って見えているそうです。

 後に、息子アスクレピオスは、ケイローン(いて座)に鍛えられ、アルゴ船探検隊(アルゴ船の神話参照)の名医として活躍します。アスクレピオスは

 へびつかい座として星座になっています。(へびつかい座の神話参照)
 



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