春の大曲線(はるのだいきょくせん) Spring Triangle


 撮影日:2014年05月28日 22時42分34秒

 望遠鏡:ニコン17〜35mm(17mm)F=2.8→5.6

 カメラ:キャノン5DMarkU(ISO800)

 フィルター:ケンコーMC PROソフトン(A)

 露出:5分×6枚
 総露出:30分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所

 おおぐま座、うしかい座、おとめ座の星座絵

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。


  春の大曲線は、おおぐま座の北斗七星からうしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカの星の並びを結んで出来る、半円の大きな曲線です。

 北斗七星の柄の部分の星の並びが少しカーブしているのをそのままカーブしていくと、オレンジ色の明るい1等星アークトゥルスが見つかります。

 そのカーブを延ばしていくと、南の空に真っ白な1等星スピカが見つかります。その先には4つの星が目立つ四角い星座、からす座があります。

 アークトゥルスまでの距離は37光年、スピカまでは250光年とされています。

 アークトゥルスの語源はギリシャ語の「熊を護るもの」、スピカはラテン語の「とがったもの」、北斗七星は中国の星座です。

 アークトゥルスのオレンジ色を男性の焼けた肌に見立て男星、スピカの白い色を女性の白い肌に見立て女星と呼ばれていて、夫婦星とされています。

 2014年の春には火星がスピカの近くにいてますので、火星も含めて探してみてください。

 



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