うお座(魚座) 誕生日2月20日〜3月20日 Pisces  見やすい季節 秋



  撮影日:2013年11月01日 21h03m18s 

 赤道義:ビクセンGPD

 カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800)

 レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り1.4)

 フィルター:なし

 露出:5分×6枚
 総露出:30分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所

 うお座の星座絵

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 うお座の星座絵

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 うお座の星座境界線+明るい星雲星団

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 M74 系外銀河

 撮影日:2012年10月15日 22h00m00s 

 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm)

 カメラ:SBIG STL-11000M C1

 フィルター:ASTRODON I-Series LRGB

 露出:L:30分 R:15分 G:15分 B:15分
 総露出:75分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所

  うお座の見つけ方

  うお座は秋の星座ですが、明るい星がなく見つけにくい星座です。目印になるのはペガスス座の四辺形を見つけるのがよいでしょう。

 ペガスス座の四辺形の南側にあるのですが、4〜5等星でできている星座ですので、暗い空で探さないと見れないかもしれません。

 2匹の魚がリボンでつながれた星座絵ですから。Vの字に星の並びを見つけれれば、それがうお座です。

 写真のVの字の上側を「北の魚」、下側を「西の魚」といい、西の魚の星の並びと、魚の部分の輪になった部分を探すと分りやすいと

 思います。

 うお座が夜8時ころに南中付近に見えるのは、12月上旬ころになります。1ヶ月に2時間づつづれるので、11月上旬は夜10時ごろに南中します。

 ペガススの四辺形が目印になりますので、ぜひ秋のよく晴れた夜に探してみてください。


  うお座の神話(諸説あり)

  やぎ座の神話と同じ神々の大宴会に、アフロディーテ(美の女神)と息子のエロス(愛の神)も出席していました。

 宴会も終盤に近づき、呑めや歌えやで大盛り上がりのとき、突然地鳴りとともに世にも恐ろしい怪物が現れました。百の頭を持つ頭は天にまで届

 き、翼を広げると世界をおおい尽くすほどの大きさで、口から火を吐き体が震えるほどのうなり声をあげて近づいてきました。

 その名はテュポーン。ガイアの子供で、大神ゼウスを倒すために生まれた怪獣王で、地底で暴れると地震がおこると思われていたほどの怪物が現

 れたのですから、神様達は大慌て。神様達は自分の得意な姿に変身して慌てて逃げていきました。

 美と戦いの女神アフロディーテと息子の愛の神エロスは、得意の魚に化けてナイル川に飛び込みました。そしてお互いはぐれないように、リボンで

 体をしっかり結んで逃げました。

 母が子供を思う気持ちに心打たれたゼウスは、親子の絆がとぎれぬように、魚座として星座にしたそうです。星座絵でも、2匹の魚がリボンに

 結ばれている姿で描かれています。

 アフロディーテとは、「泡から生まれた」という意味で、ガイアと息子のウラノスは親子婚で、クロノスが生まれます。そして、ウラノスは兄弟が

 醜かったので、冥界の下にある底なしの大穴タルタロスに、兄弟を幽閉してしまいます。これに怒ったガイアがクロノスに命じて、ウラノスの男性

 器を切り落としてしまいます。海に捨てられた男性器に泡が集まってきて、そこから生まれたてのアフロディーテを喜した西風が地中海の西、トル

 コの南にあるキプロス島へ運んで上陸しました。そしてアフロディーテが立つと世界に美が生まれました。季節の女神ホーラが服を着せて神の国へ

 連れて行き、ゼウスが余りにも美が溢れていたので、美の女神として養女にしました。

 ローマ時代にウェヌスと呼ばれ、英語読みでヴィーナスとなります。ヴィーナスは金星の女神とされています。

 軍神アレスとアフロディーテの息子エロスは愛の神とされ、金の矢で射られた者は愛情に取り付かれて、鉛の矢で射られると恋を嫌悪するようにな

 ります。ローマ時代にはクピドと呼ばれ、英語読みでキューピッドとなります。


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