てんびん座(天秤座) 誕生日9月24日〜10月23日 Libra  見やすい季節 春



 撮影日:2013年05月05日 22h32m24s 

 赤道義:ビクセンGPD

 カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800)

 レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8)

 フィルター:なし

 露出:5分×5枚
 総露出:25分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所
 てんびん座の星座絵

 ステラナビゲータVer.9/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。
 てんびん座の星座絵

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。
 てんびん座の星座境界線+明るい星雲星団

 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。
 さそり座とてんびん座の星座絵

 さそり座は昔、てんびん座を含めた大きな星座で、てん

 びん座の星々がさそりの爪の部分にあたり、てんびん座

 の星の名前には「北の爪」「南の爪」などさそり座の星

 であったなごりがあります。


 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ
 の星座絵をコピーにて使用しています。

  てんびん座の見つけ方

  てんびん座は春の星座ですが、一番明るい星でも3等星なので、少し見つけにくい星座です。7月上旬には、夜8時ごろに南中付近に見

 えます。1ヶ月に2時間づつづれるので、6月上旬は夜10時ごろに南中します。

 おとめ座の1等星スピカを見つけて、南東方面にさそり座の1等星アンタレスを見つけると、ちょうど真ん中くらいに3等星からなる>の

 字の星の並びを見つけることができると思います。

 α星は肉眼二重星で、「南の爪」の意味のズベン・エル・ゲヌビという名前を持つ。β星はズベン・エス・カリマ「北の爪」やγ星のズベ

 ン・エル・カリマ「さそり座の爪」という名前がついています。このことから、てんびん座はさそり座の爪部分であったと考えられます。

 てんびん座β星ははくちょう座のβ星アルビレオの伴星と同じように、緑色に見えるめずらしい星です。

 ぜひ春のよく晴れた夜に探してみてください。


  てんびん座の神話(諸説あり)

  世界がゼウスの父クロノスが治めていた金の時代、全ての恵みが地上にあふれていて、苦労も老いもなく人々は幸せに暮らしていました。

 しかし、おとめ座の神話により季節ができて冬がくるようになりました。銀の時代は人々は生きる為に働き、小さな争いも起こり始めました。

 人間と共に暮らしていた神々は天界に移っていきましたが、正義の女神アストライアと慈悲の女神アイドスの姉妹だけが地上に残りました。

 正義の女神アストライアは天秤を持って死者の魂の生前の善悪を計りました。天秤の片側には天使の羽を置き、もう片側に魂を置きました。

 良いことをしていれば羽より軽く、悪いことをしていれば重たかったそうで、天国と冥府どちらに行くかを決めていたそうです。

 時代は青銅の時代、人々の争いが激しくなり、身内まで殺し合うようになり、滅びの道をたどりました。

 英雄の時代は神々の英雄が活躍して、人々は希望を取り戻しました。少しほっとしたアストライアでしたが、

 鉄の時代に入ると、人々は集団で戦争をするようになり、堕落していきました。愛想をつかした女神達は天界へ帰り、天秤が星座として天に

 上げられたそうです。アストライアがおとめ座になったとの説もあり、アストライアとデメテルを同一視する見方もある。

 おとめ座の星座絵には、右手に羽、左手には麦の穂を持っている。


  Kuroneさんの作品



アズファTOP アズファ 天文台 星の写真館 星座を見よう


  






inserted by FC2 system