M33を見てみよう |
M33とは、アンドロメダ座にあるM31銀河や地球がある天の川銀河のグループである局部小宇宙群の1つで、満月2個分の 大きさに見えますから、できるだけ暗い空でチャレンジして見てください。 暗い空では、双眼鏡で薄い雲のように見えます。 |
星座早見版などでさんかく座を探します。 | |
さんかく座を見つけると、α星から1の星を見つけ、その 先にM33があります。 しかし、M33はとても淡く、いい加減に探すと見つけにく いと思います。真っ暗な空では裸眼で見えますが、外灯 などがあると双眼鏡や望遠鏡を使ってもぼんやり見える 程度です。ですが、満月2個ほどの大きさがあるので、1 度はチャレンジしていただきたい天体です。 |
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別の探し方は、まずM31を探します。 秋の四辺形を見つけ、黄色の線で結んだ三角形を私が 勝手に「きつねの顔」と呼んでいる星の並びを見つけます。 そこから黄色の1の星から2の星、3の星、4の星と等間隔 に同じような明るさの星を簡単に見つけれると思います。 その2と3の間に緑の5の星を見つけます。すると、緑の線 の3と5を90度アンドロメダ銀河の方へ向けるとM31付近 です。 また、3から6と7の先にM31があります。 そのM31を3の星を中心に反対側へ移動した付近がM33 あたりです。 |
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M33銀河は、アンドロメダ銀河とほぼ同じ距離の230万光 年とも言われるが、それよりも遠いとも言われています。 遠ければ、裸眼で見える最遠の天体ということになります。 どちらにしろ、230万年前の光を見ているのですから、宇宙 の広さを実感できます。 |