M31を見てみよう



 M31とは、アンドロメダ座にある銀河で、北天1の大型系外銀河です。暗い空では裸眼で確認できるほど明るく、見かけの

 大きさは満月6個分もあるほど大きいが、裸眼で見えているのは中心の明るい部分のみです。

 双眼鏡で写真のようにだ円型に見え、ぞうり虫のようです。

 望遠鏡なら黒い筋が見えてきて、渦巻き銀河らしくなってきますが、望遠鏡の性能によります。

 双眼鏡や望遠鏡で、是非一度観測してみてください。

 それでは、アンドロメダ座のどの場所にM31があるかを見てみましょう。

 


 星座早見版などで秋の四辺形を探します。アンドロメダ座

 には目立つ星がないので、秋の四辺形からアンドロメダ銀河

 M31を探して見ましょう。
 秋の四辺形を見つけると、黄色の線で結んだ三角形を私が

 勝手に「きつねの顔」と呼んでいる星の並びを見つけます。

 そこから黄色の1の星から2の星、3の星、4の星と等間隔

 に同じような明るさの星を簡単に見つけれると思います。

 その2と3の間に緑の5の星を見つけます。すると、緑の線

 の3と5を90度アンドロメダ銀河の方へ向けるとM31付近

 です。

 また、3から6と7の先にM31があります。

 機材や空の条件で探しやすい方法で見つけてください。
 M31アンドロメダ銀河は裸眼で見える最遠の天体で、光の

 スピード(1秒間に30万km進む)で230万年もかかる場所

 にある天体で、230万光年という。ということは、けた違い

 の大きさで、直径22万光年以上という超巨大銀河です。

 是非一度、アンドロメダ銀河を見てください。


 アンドロメダ座のM31の説明はこちら



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