M天体の説明 |
M天体のMとは、フランスの天文学者 シャルル・メシエ(1730年6月26日〜1817年4月12日)の Messier(メシエ)の頭文字Mを取ってM(メシエ)天体といいます。 メシエはフランスの天文台で彗星を捜索していましたが、彗星と紛らわしい天体に悩んでいました。そこ で天体リストを作り始めます。1771年にメシエカタログ(M1〜M45)の第1巻・1781年に(M46〜 M68)・1784年に(M69〜M103)・以降は公式発表されてはいませんが、記録に残っていたので後 から追加されました(M104〜M110)。 メシエが使用していた望遠鏡は 7cmくらいの屈折望遠鏡で、現在では小型の望遠鏡クラスになります。 ですからメシエ天体は比較的見やすい天体が多く、初心者でも見つけられる天体や肉眼でも見える天体 などがあり、星雲星団の最も有名な天体カタログになっています。 M78星雲をウルトラマンの世界では「ウルトラの星」としていますが、天文の世界では全然関係無く、 オリオン座の右わき腹部付近にある、生まれたての星が輝く青い反射星雲です。 |