h・χ(NGC869・NGC884)二重星団(散開星団)



 撮影日:2010年12月05日 18h58m30s 

 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm)

 カメラ:SBIG STL-11000M C1

 フィルター:ASTRODON I-Series LRGB

 露出:L:60分 R:15分 G:15分 B:15分
 総露出:105分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所

  上記写真のh・χ部分拡大



 ペルセウス座 / 散開星団 光度各4.0等 視直径h=36′χ=36′ 距離 7,010光年 

 「h」(NGC869)(右) 赤経02h19m0s 赤緯+57°09′ 

 「χ」(NGC884)(左) 赤経02h22m5s 赤緯+57°07′

 
  この天体はメシエの記録に残っていた天体で、ペルセウス座にある明るい散開星団です。星団が接近して存在し、二重に

 見えることから、この名が付きました。ペルセウス座とカシオペア座の中間付近にあり、天の川と重なって濃く見え、天の川

 の見える所ならボンヤリとしたイメージで見え、肉眼でも探し易い天体です。

 昔は恒星と間違えられ、「ウラノメトリア星図」の恒星にギリシャ文字を付けたバイエル記号によって、h(エイチ)χ(カイ)

 と記号が付けられ、h・χと呼ばれることもある。


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