天の川(天の川銀河)(銀河鉄道がはしる線路) |
撮影日:2014年05月29日 01h25m31s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8) フィルター:ケンコーMC PROソフトン(A) 露出:5分×6枚×2モザイク 総露出:60分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
|
撮影:1995年04月08日 03時55分00秒望遠鏡:ニコン28mmF1.4カメラ:ニコンF4Sフィルム:フジカラーG400露出:30分撮影地:和歌山県龍神 1998年7月7日関西テレビ
|
|
撮影日:2014年04月10日 03時47分59秒 望遠鏡:ニコン28mmF=1.4(F=2.8) カメラ:キャノン5DMarkU(ISO800) フィルター:ケンコーMCPROソフトン(A) 露出:5分×6枚 総露出:30分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
|
撮影日:2015年04月26日 03h19m24s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8) フィルター:ケンコーMC PROソフトン(A) 露出:5分×6枚 総露出:30分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
|
撮影日:2012年10月16日 00h53m59s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り4) フィルター:なし 露出:5分×6枚 総露出:30分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
|
撮影日:2014年11月23日 00h47m51s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8) フィルター:ケンコーMC PROソフトン(A) 露出:5分×5枚 総露出:25分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
いて座(中心方向) / 銀河系 距離 3万光年 (中心まで) |
私達の住む銀河系は、宇宙に浮かぶ蚊取り線香のような形をしています。その蚊取り線香の中心から端の方へ 5分の3くらいの位置に太陽系があります。地球から天の川銀河の中心方向を見れば、そこには巨大な渦を巻いた 直径10万光年、恒星数2000億個からなる超巨大銀河が、あたかも天空を流れる川のようにも見えます。 蚊取り線香を真横から見ると一本の線に見えますが、天の川銀河も同じで細長く見え、夏の夜空から秋を渡り冬の 空にまで続きます。 夏の夜空に見える「いて座」方向に中心部があり、夏の天の川が一際明るいのと「七夕伝説」で天の川は夏に しか見えないと思われがちですが、冬もオリオン座の横を流れています。 白くぼんやりとした川のように見える天の川は、真ん中に暗黒星雲を挟んでいて「ホットドック」のるように も見える。是非 夏にキャンプなどへ行かれたら、街灯のないところで天の川を見てみてください。 |
蚊取り線香でくらべる銀河の姿 | |
蚊取り線香を上から見た画像 | 真上からみた渦巻き銀河(M101) |
蚊取り線香を斜めから見た画像 | 斜めから見た渦巻き銀河(NGC7331) |
蚊取り線香を真横から見た画像 | 真横から見た渦巻き銀河(NGC4565) |
右の写真は魚眼レンズという、空を全て写せる 超広角レンズで撮影した天の川です。下が南で 上が北です。南の天の川が明るく太いことが分 かりますでしょうか。南側が中心方向になりま す。暗黒星雲が真ん中に挟まっているように見 えています。 左の天の川は、上のNGC4565を中央から半分 に切り取った姿と同じに見えませんか? 天の川も巨大な渦巻き銀河であるということです。 |
奈良県で撮影した天の川 | NGC4565のアップ |
上の写真は左が天の川、右がNGC4565です。天の川は下が南になり、 膨らんでいるのがわかります。NGC4565も中心が膨らんでいて、天の川 と同じ構図にしています。 中央を通る黒い筋は暗黒星雲です。どちらにもあるのがわかります。 このように比べると、天の川も銀河を横から見ている姿だということが分り ます。 遠く離れたところから天の川銀河を見ることができれば、M101のように 渦を巻く巨大銀河の姿を見ることができるでしょう。人類は遠い未来にその 姿を見ることができるのでしょうか? |