オリオン座 Orion 見やすい季節 冬 |
撮影日:2013年11月01日 00h29m23s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り1.4) フィルター:なし 露出:5分×6枚 総露出30分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
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撮影日:2012年10月15日 03h51m56s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り1.4) フィルター:なし 露出:5分×12枚 総露出60分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
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撮影日:2014年11月23日 02h10m08s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8) フィルター:ケンコーMC PROソフトン(A) 露出:5分×2枚 総露出:10分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
オリオン座の星座絵 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
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オリオン座の星座境界線+明るい星雲星団 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
M42・M43 オリオン大星雲 撮影日:2012年11月25日 01h40m29s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000MC1 フィルター:ASTRODON I-SeriesLRGB 露出:L:15分 R:5分 G:5分 B:5分 総露出:30分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所 |
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M78 撮影日:2010年12月04日 23h32m57s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000MC1 フィルター:ASTRODON LRGB 露出:L:60分 R:15分 G:15分 B:15分 総露出:105分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所 |
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バーナード33 馬頭星雲 撮影日:2012年10月15日 02h46m00s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000MC1 フィルター:ASTRODON I-Series LRGB 露出:L:60分 R:15分 G:15分 B:15分 総露出:105分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所 |
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NGC2174 モンキーフェイス星雲 撮影日:年月日 hms 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG ST-8 フィルター: 露出: 撮影地: |
オリオン座の見つけ方 |
オリオン座は冬を代表する星座で、形もよく1等星を2つも持つ素晴らしい星座の1つです。右肩にベテルギウス、左足にリゲルという1等星が 輝いており、真ん中に三ツ星という2等星が3つ綺麗に並んでいます。 日本では、楽器の堤太鼓に似ていることから堤星とも呼ばれていました。冬の天の川とも重なっているので、たくさんの星雲があります。 また、最近の観測で、ベテルギウスに超新星爆発を起こす兆候が現れ、いつ爆発してもおかしくないそうで、もし爆発すると満月くらいの明るさに なるそうです。爆発を見てみたい半分、星座の形が変わって欲しくない半分で、複雑な心境です。 ぜひ冬のよく晴れた夜に探してみてください。 |
オリオン座の神話(諸説あり) |
オリオン座には勇者や暴君など、たくさんの神話があります。 巨人の狩人オリオンは、海神ポセイドンとミノス王の娘エウリアレーとの間に生まれ、優美で勇猛な狩人に成長しました。 ある時オリオンは、キオス島のオイノピオン王の娘メロペに恋をし、王に結婚させて欲しいと願ったが、粗暴なオリオンをよくは思っていません でした。そこで王は、島で暴れている大獅子を退治するように言いつけました。オリオンにとっては朝飯前です。獅子の皮を王に差し出してきま したので、困り果てた王は酒宴をひらきました。 お酒をどんどん勧めて、オリオンを酔い潰してしまいました。そこで王は、オリオンの両目を潰して海岸に放り出しました。 目が見えなくなったオリオンは、朝日の昇る国へ行き、陽光に目をさらせば再び見えるようになると神託を受け、レムノス島の鍛冶の神ヘパイス トスの元を訪れ、工人のケダリオンを案内人にして、太陽神ヘリオスに会うことができました。視力が回復したオリオンは、復讐のためにキオス 島へ向かいました。オリオンが迫ってくることを知ったオイノピオン王は、ヘパイストスが作った地下室に隠れ、結局オリオンは王を見つけるこ とはできませんでした。 ミノス王のいるクレタ島へ渡ったオリオンは、月と狩の女神アルテミスと出会います。共通の狩があったので、2人の仲は深まっていきました。 ある時オリオンは「私を倒せる獣などこの世にはいない」と言いました。それを聞いて怒ったゼウスの正妻ヘーラは、オリオンの下へ1匹のさそ りを送り込みました。さそりは毒針でオリオンの足をちくっと刺しました。たちまち毒が全身にまわったオリオンは死んでしまいます。 悲しんだアルテミスは父ゼウスにお願いして星座にしてもらい、月の女神であるアルテミスが、月の姿でオリオンのそばを通るようになったと言 われています。そして、さそりの功績をたたえるためにさそり座として、星座にしました。星座となったオリオンは、今でもさそりが怖いらしく さそり座が西の空に沈んだころに東の空からの上って来て、東の空からさそり座が上って来る前に西の空へ沈んでいきます。 また、別のオリオンの死にまつわる神話もあります。 アルテミスと出合ったオリオンは恋仲となり、一緒に暮らすようになります。これをよしとしなかったのは、兄のアポロンでした。 純潔の女神でもあるアルテミスが、半神半人のオリオンと恋に落ちることは許せませんでした。しかし、アルテミスは言うことを聞きません。 ある日、オリオンが頭だけを海面に出して歩いていました。それを見たアポロンは妙案を思いつきます。アポロンは遠矢の神とも言われ、アルテ ミスとの弓の腕を競っていました。オリオンの頭が遠く小さくなり、太陽の光で金色に輝いていました。アポロンはアルテミスに私ならあの金色 の島を射抜けるが、アルテミスには無理だろうと言いました。アルテミスは容易いことと金色の島に弓を構えました。 アルテミスの矢は見事金色の島を射抜きました。数日後、浜辺にオリオンの死体が打ち上げられていました。頭にはアルテミスの放った矢が刺さ っていました。オリオンを自分の手で殺したことを知ったアルテミスは嘆き悲しみました。 それを見ていた大神ゼウスは、月の通り道の近くにオリオンを星座として上げたと言われています。 他には、アトラスが天空を支えるようになってから、7人娘のプレアデスをオリオンが追い回すようになり、小屋に追い詰めた時に7羽の鳩にな って飛び去っていき、プレアデス星団(M45)になったと言われ、今でもオリオン座はプレアデスを追いかけているそうです。アトラスの神話 はうしかい座参照。うさぎを追っているオリオンのお話もあります。うさぎ座参照。 |