ぎょしゃ座(御者座) Auriga 見やすい季節 冬 |
撮影日:2013年11月01日 01h021m36s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り4) フィルター:なし 露出:5分×6枚 総露出:30分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
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撮影日:2012年10月15日 2h31m0s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2) フィルター:なし 露出:5分×12枚 総露出:60分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
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ぎょしゃ座の星座絵 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
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ぎょしゃ座の星座境界線+明るい星雲星団 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
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おうし座とぎょしゃ座の星座絵 おうし座の角の星とぎょしゃ座の星が共有されて いますが、星はおうし座に含まれています。 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
M36 散開星団 撮影日:2012年10月16日 22h11m48s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000M C1 フィルター:ASTRODON I-Series LRGB 露出:L:5分×2枚 R: 5分 G: 5分 B: 5分 総露出:25分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所 |
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M37 散開星団 撮影日:2012年10月16日 22h45m50s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000M C1 フィルター:ASTRODON I-Series LRGB 露出:L:10分 R:5分 G:5分 B:5分 総露出:25分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所 |
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M38 散開星団 撮影日:2012年10月16日 00h10m09s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000M C1 フィルター:ASTRODON I-Series LRGB 露出:L:15分 R:15分 G:15分 B:15分 総露出:60分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第1観測所 |
ぎょしゃ座の見つけ方 |
ぎょしゃ座は ぜひのよく晴れた夜に探してみてください。 |
ぎょしゃ座の神話(諸説あり) |
タンタロスは人間でありながら、ゼウスの親友であったため、オリンポス山の神々の宴にも出席できるほどでした。神酒ネクタルやアンブロシアを食 べることを許されていたので、不死の身体になっていました。 ある時、神々をシュピロスに招いて、なにを思ったか自分の息子ペロプスを殺し、身体を切り刻んでシチューにして振舞った。神々は料理の正体に気付き、 口にすることはなかったが、デメテルだけは娘ペルセポネをハデスに奪われた悲しみから、気付かず左肩の肉を食べてしまった。 また、タンタロスは人間の知人のために、神の食べ物を盗んで分け与えていたのが神々にばれて、怒りをかって永劫の罰を受けた。冥府の沼に吊るされ口 元まである水面の水を飲もうとしても飲めず、手を伸ばすと届く果実も掴めない枯渇地獄に苛まれつづけています。 タンタロスを罰したゼウスは、大釜にペロプスの身体をヘルメスに集めさせ、クロトが手足を縫い合わせ、デメテルが食べた左肩のお詫びに、象牙ででき た肩を与えた。最後にレアが魂を吹き込んで、輝くばかりの美少年ペロプスとなって生き返りました。 その姿を見たポセイドンは一目で気に入り、自分のそばに置くことにしました。 その後、ペロプスはオイノマオスの娘ヒッポダメイアに求婚するが、オイノマオスは軍神アレスの息子で、「娘婿に殺される」という神託を受けていた。 そこでオイノマオスは、自分に勝ったら結婚を許すが、負けたら殺すと言い、戦車競争を条件にしました。オイノマオスは父アレスから授かった最強の名 馬プシュラとハルピナンに戦車を牽かせ、ヘルメスの息子ミュルティロスが御者を務めて最強でした。 オイノマオスはこれまでに、求婚者より先行してゼウスの祭壇に祈りと生け贄えを捧げている間、求婚者に先行することを許したが、すぐに追いつき惨殺 していました。求婚者の遺体の頭は王宮の門に打ち付けられており、それを見たペロプスは驚愕しました。 ペロプスはポセイドンに助けを求め、翼のある不死の馬と黄金の戦車を授かりました。ヒッポダメイアもペロプスの求婚により恋に落ち、ヒッポダメイア はミュルティロスにペロプスの味方するように頼んだ。そして、ミュルティロスはオイノマオスの戦車の車輪に細工をしました。 競争が始まり、オイノマオスがペロプスに追いつき、槍で突こうとしたとき車輪がはずれ、戦車の下敷きになって死んでしまいます。オイノマオスは死ぬ 間際にミュルティロスの裏切りに気付き、ペロプスに殺されるように呪いました。 ペロプスはヒッポダメイアとミュルティロスを乗せて西へ走り、エウボイア島のゲライトス岬まで来ると、海に蹴飛ばしました。ミュルティロスは死ぬ間 際にペロプスに呪いをかけました。 そして父ヘルメスによって、ミュルティロスは星座として天空へあげられ、ぎょしゃ座になったと言うことです。 以後、ペロプスの子孫は悲運な運命をたどり、呪われた一族と呼ばれるようになったそうです。 |