やぎ座(山羊座) 誕生日12月23日〜1月20日 Capricornus 見やすい季節 夏 |
撮影日:2013年08月13日 23h24m29s 赤道義:ビクセンGPD カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800) レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り1.4) フィルター:なし 露出:5分×5枚 総露出:25分 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所 |
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やぎ座の星座絵 ステラナビゲータVer.9/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
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やぎ座の星座絵 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
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やぎ座の星座境界線+明るい星雲星団 ステラナビゲータVer.10/(株)アストロアーツ の星座絵をコピーにて使用しています。 |
M30 球状星団 撮影日:2013年08月13日 01h13m55s 望遠鏡:高橋ε-250C(fl=854mm) カメラ:SBIG STL-11000M C1 フィルター:ASTRODON I-Series L R G B 露出:L:5分×3枚 R:5分 G:5分 B:5分 総露出:30分 撮影地:奈良県五條市大塔町龍神天体観測所第1観測所 |
やぎ座の見つけ方 |
やぎ座は秋の星座ですが、とくに明るい星が無く、いて座とみなみのうお座のフォーマルハウトの間に逆三角形の口のような星の並びを見つ けれれば、それがやぎ座です。ベガとアルタイルを結んで南へ伸ばすとやぎ座にあたります。 やぎ座が夜8時ころに南中付近に見えるのは、10月上旬ころになります。1ヶ月に2時間づつづれるので、9月上旬は夜10時ごろに南中します。 やぎ座は上半身がやぎで、下半身が魚というふしぎな姿をした星座です。 古代バビロニア時代にはやぎ座に冬至点(とうじてん)があり、冬至点を英語で「The tropic of Capricorn」や「First point of Capricorn」 などとやぎ座のCapricornが使われるが、現在は歳差運動により、いて座に移動しています。 ぜひ秋のよく晴れた夜に探してみてください。 |
やぎ座のギリシャ神話(諸説あり) |
やぎ座の神話は、牧神パーンのお話になります。 ヘルメスの息子であるとされ、精霊ニュムペーとの間の子供とされています。当初、牧夫のパオーンとされたが、上半身が山羊で山、下半身が魚 で海ということから、上から下までの世界全てということで、全ての意味のPanとされ、後の解釈で、ヘルメスが父とした場合、生まれてきた子 供が奇妙な姿だったので、母親は子供を置き去りにした。ヘルメスは野ウサギの皮で包んで、神の国へ連れて行き、神々を楽しませたので、全て の神を楽しませるということからの全てという意味で、パーンの性格になったと言われています。 その昔、牧神パーンという陽気な神様がおりました。パーンは野山を駆けめぐり、葦笛(あしぶえ)を吹いていました。とある時、ナイル川の畔 で神々が集い、宴会をしていましたが、もちろん陽気なパーンも呼ばれて宴を盛り上げていました。 宴会も終盤に近づき、呑めや歌えやで大盛り上がりのとき、突然地鳴りとともに世にも恐ろしい怪物が現れました。百の頭を持つ頭は天にまで届き、 翼を広げると世界をおおい尽くすほどの大きさで、口から火を吐き体が震えるほどのうなり声をあげて近づいてきました。 その名はテュポーン。ガイアの子供で、大神ゼウスを倒すために生まれた怪獣王で、地底で暴れると地震がおこると思われていたほどの怪物が現れ たのですから、神様達は大慌て。神様達は自分の得意な姿に変身して慌てて逃げていきました。 パーンはあわてんぼうなところがあり、得意のやぎに変身して逃げようとしましたが、ナイル川に落っこちてしまいました。しかし、テュポーンが 近づいてきているので、慌てて変身すると上半身が山羊で、下半身が魚という姿になってしまいました。変身し直している時間はありません。その まま、神様の国オリンポスまで逃げて帰りました。ようやく逃げ帰ったパーンの姿を見た神々は大爆笑。余りにもおもしろい姿なので、星座にされ たと言います。 大慌ての語源は、パーンからパニックという言葉になったそうです。 それにしてもパーンがちょっとかわいそうですね。昔、やぎ座に冬至点があり新年になることや、乾季と雨季の境目だったなどの理由で、上半身と 下半身が違う姿の星座になったのかも知れませんね。 |
Kuroneさんの作品 | |
Kuroneさんの作品 |