おひつじ座(牡羊座) 誕生日3月21日〜4月20日 Aries  見やすい季節 秋



 撮影日:2014年11月23日 00h16m00s 

 赤道義:ビクセンGPD

 カメラ:キャノン 5D-MarkU(ISO800)

 レンズ:ニコン28mmF1.4(絞り2.8)

 フィルター:ケンコーMC PROソフトン(A)

 露出:5分×6枚
 総露出:30分

 撮影地:奈良県大塔町龍神天体観測所第3観測所

 おひつじ座の星座絵

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 おひつじ座の星座絵

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 おひつじ座の星座境界線+明るい星雲星団

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 アンドロメダ座のアルフェラッツとおうし座のアル

 デバランの真ん中あたりにおひつじ座のハマルがあ

 ります。

  おひつじ座の見つけ方

  おひつじ座は秋の星座ですが、α星ハマルは2等星で1番明るい星になります。アラビア語のアル=ハマル(羊)からハマルとなったが、

 星座の名前と同じためにラス・アル=ハマル(羊の頭)と呼ばれたこともある。

 まずα星ハマルを探すには、ペガススの四辺形の一つ、アンドロメダ座のα星アルフェラッツを見つけて、おうし座の1等星アルデバラン

 を結んだ真ん中あたりに2等星の星を見つけることができます。その星とへの字に並ぶ星の並びを見つけると羊の頭部分になります。

 12月下旬には、夜8時ごろに天頂付近に見えます。1ヶ月に2時間づつづれるので、11月下旬は夜10時ごろに南中します。

 また、すばる(M45)の上の方にへの字を見つけれるので、ぜひ秋のよく晴れた夜に探してみてください。


  おひつじ座の神話(諸説あり)

  アテネの北にアタマス王とお后ネフェレ、それに2人の子供プリクソス王子とヘレ王女がおりました。

 しかし、アタマス王は他国の王女イーノに恋をしてしまい、子供を連れてイーノの元へと向かいました。イーノは最初は子供達を可愛がっていまし

 たが、自分の子供が生まれると、プリクソス王子とヘレ王女が憎くなってきました。

 イーノは秘かに国中の麦の種を火であぶり、その種を農民が畑にまいても芽がでないようにしました。芽が出ないと農民が騒ぎはじめ、困った王は

 神官に神のお告げを聞くように命じました。

 すると、イーノの色気に入れ知恵された神官が「プリクソス王子とヘレ王女を生け贄に捧げよ」と王に告げました。王は悩んだ末に生け贄に捧げる

 ことにしました。

 それを聞いた母ネフェレは、生きる気力が無くなるほどの悲しみに暮れました。そして、ただひたすら神に祈りました。

 生け贄の儀式当日、2人の子供に剣が振り下ろされようとしたその時、天から光輝く黄金の羊が舞い降りて、唖然とする群衆の前から2人の子供を

 背中に乗せると、もの凄いスピードで空の彼方に消えていきました。ゼウスにネフェレの思いが届いたのでしょう。

 金色の羊はギリシャから黒海に向けて飛び続け、途中目がくらんだヘレが落ちてしまいます。落ちて死んでしまった場所がヘレスポントス(現在の

 ダーダネルス海峡)と言われています。

 残ったプリクソス王子が背中にしがみついていると、コルキスという国にたどり着きます。国王アイエテスから手厚く迎い入れられ、ゼウスに

 感謝の気持ちで金色の羊を生け贄にし、毛皮を国王に贈りました。その後、プリクソス王子は王女と結婚したそうです。

 国王はその毛皮を、戦いの神アーレスを祭る大木にかけて、眠らない火竜に守らせたとされています。

 その金色の羊の功績をたたえ、ゼウスが星座にしたと伝えられています。

 このお話以降は、アルゴ船の冒険(アルゴ船座の神話参照)に続きます。


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