我が家の海水魚水槽システムの紹介 |
水槽はガラス水槽で幅900mm×高600mm×奥600mm です。 ガラスの厚みは12mmと岩が崩れても割れないようにしています。 オーバーフロータイプで左奥に配管があり、奥の上下2箇所に吹き出 し口があります。別に同サイズのアクリル水槽があります。 |
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濾過槽は水槽の下にあり、ドライ&ウエット方式を採用しています。 ドライボールはデュプラ社製のを使用し、ウエットは炭を使用。 海水魚はとても水質に敏感で、飼育上で特に気を使う必要があります。 そこで海水用の濾過槽は淡水の濾過槽と大きく違いがあり、アンモニ ア等の濃度が上がると海水魚は死にやすくなり、ごみをろ過するだけ ではだめなのです。 水質を安定させるために好気バクテリアという微生物の力を借りて アンモニア等を分解して無害な硝酸塩にします。 それで好気バクテリアを濾過槽内に繁殖させなければなりません。 私が採用しているドライ&ウエット方式とはピンポン玉大のドライ ボールと呼ばれる好気バクテリアが定着しやすい玉を100個使用し、 上からシャワーのように海水をかけます。 ドライボールの好気バクテリアは分解時に酸素を必要とし、個別ポン プにて空気を送りこんでいます。 |
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殺菌灯は2社を同時に使用しています。電球は3年位変えていませ んが魚には変化が出ていません。 海水魚は病気になっても薬を使うのが難しいのです。特に細菌による 病気は細菌より魚の方が弱く、薬を使用すると魚までが死んでしまい ます。そこで、海水中の細菌を殺菌灯にて焼き殺してしまおうという のがこのシステムです。 |
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クーラーはゼンスイの寒流CL-500を使用。500?まで冷やせる ことができ、高温低温時に自動にて温度調整してくれるので楽です。 ただし、ポンプ内臓ではないので注意。あと、とてつもなく電気を使 います。私は年間を通して水温25℃設定にしています。 |
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ベルリンのプロテインスキマーを使用しています。水槽中の魚による 糞や尿・残ったえさなどを、好気バクテリアが分解する前に除去してし まう装置。硝酸塩の軽減に有効なのと、海水中に酸素を溶かすことが出 来ます。 |
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レイシーのポンプを使用しています。1分間に60リットルの海水を 循環させる事ができます。しかし、ポンプが高温になりシャフトを通じ て水槽内に熱を逃がすため、水槽の温度が上がりクーラーが冷やすとい う悪循環をなんとかできないかと工夫したのが、ポンプにパソコンの冷 却用フィンを専用接着剤で固定して冷却ファンにて空冷するという方法 です。 |
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アストロビームのメタルハロイドランプをメイン灯にしています。 150Wの電球を使用しており、巨大なコンデンサーが必要です。 蛍光灯より光の直進力があり、水槽の下まで十分光が届き、海の中の 様に水槽内がきらきら輝いています。 珊瑚などを飼育する場合にもこのメタルハロイドランプが有効です。 |
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夜間用自作LEDランプを使用しています。メイン灯が突然点いたり 消えたりした時に魚が驚かないようにと、夜間の照明を兼ねてと自作 にてLEDランプを製作しました。青色LEDランプを50個×2と白色 LEDランプ24個×1にて、青白い雰囲気で満足しています。 |
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夜間用自作LEDランプ点灯時の水槽 | |
補助ポンプ | |
ライト制御用タイマー。ナショナル製のオンオフタイマーで、24 時間連続で2回づつオンオフできます。 |
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水補給用バケツです。特に冬季は乾燥しているために水槽の水が蒸発 して、濾過槽の水が足りなくなります。そこでポンプが空回りしてしま うので水を補給しなければなりません。 しかし、海水に真水をいきなり入れると魚や珊瑚がショックを起こして しまいますので、バケツに水を張りサイフォンの原理にて濾過槽に少し づつ水を補給します。 |